潮とベイトがキーワード
本日の釣行はアタリも多く、バラシさえなければもっと釣れていた。こんな日はなかなかないのでもったいなかったが、これも釣りだ。 そして、この状況を作り出していたのが潮とベイトの存在だ。この日は大潮で、干潮時はかなり引いていて干潟が露出していた。

少し深く掘れた小場所には行き場を失ったベイトが溜まっていたが、この状況こそシーバスがエサを食べやすいのだ。潮が満ちて水が増えると、ベイトも逃げやすくなり、シーバスもそれを追いかけて散ってしまう。なので、潮位はかなり重要だ。そしてベイトの動きも日に日に違うので、こちらも考えないと釣れない。
しかし、シーバスは真っ昼間でも釣れることは証明できたのではないかと思う。わざわざ大きな河川へ行かなくても、条件さえ揃えば思わぬ近場に60cmを超えるシーバスがいるかもしれない、昼間がダメでも夜は爆釣するかもしれない、そういった考えがこの釣りをもっと楽しくする。それは間違いない。
<宮坂剛志/TSURINEWSライター>