「シエラ」をベースにホイールベースを延長し、後部にドアを追加
スズキは、人気オフローダー「ジムニー」新型を2018年に投入。現在5ドアバージョンの日本市場導入に期待が高まっているが、それを待たずしてピックアップトラックの要望もあるという。
初代ジムニーは1970年に誕生。現行型となる第4世代は、発売から6年が経過しているが、いまだ高い人気を誇っている。
そして今、ジムニー5ドアをベースとする「ピックアップトラック」バージョンが密かに期待されているようだ。ラダーフレームを採用する5ドアは、「シエラ」をベースにホイールベースを延長、後部にドアが追加されている。
5ドアのボディサイズは、全長3985mm、全幅1645mm、全高1720mm、ホイールベースは2590mmと3ドアシエラより一回り拡大されているが、ピックアップトラックでは全高、全幅、ホイールベースはそのままに、全長がストレッチされる。
パワートレインも5ドアと共有、最高出力105psを発揮する1.5L直列4気筒自然吸気エンジン「K15B型」が予想され、トランスミッションは4速MTが予想される。
ピックアップトラックでは、Cピラー以降を完全に新設計、リアクォーターウィンドウは削除され、リアシート後部のラゲッジスペースもなくなるが、新たに荷台が装備される。またリアセクションだが、3ドア、5ドアではバンパーに配置されていた横基調のテールライトが、縦デザインとなりリアフェンダー後部に配置される。
5ドアに関しては、日本国内で形式認定が取得済みであり、発売への準備が整っているが、ピックアップトラックはまだ確認されていない。現在3ドアのバックオーダーも多く抱えており、ピックアップトラックが実現するにしても、5ドアの後、2026年以降となるだろう。
文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB
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