インテル(イタリア1部)が、ボローニャ(同1部)に所属するU-22オランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(22)の獲得に興味を示しているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
22日に開催されたセリエA第32節のミラン(イタリア1部)戦で2-1の勝利を収めて3シーズンぶり20回目の優勝を果たしたインテル。連覇を目指す来季に向けてポルト(ポルトガル1部)のイラン代表FWメフディ・タレミとナポリ(イタリア1部)のポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキをフリーで獲得することが決定的となっている。
そのなかで、インテルはさらなる攻撃強化を望んでおり、ミランも関心を示しているザークツィーに注目しているとのこと。ボローニャはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が買い戻しオプションを保有しているとされているオランダ人FWに移籍金7000万ユーロ(約116億7000万円)を要求するようだ。
また、インテルは昨夏にフリーで加入したフランス代表FWマルクス・テュラムには8500万ユーロ(約141億7000万円)の契約解除金があることから退団する可能性もありうるという。ただ、インテルは昨夏と状況は異なっており、主力選手の放出を検討していないようだ。
バイエルンでプロキャリアをスタートさせたザークツィーは、パルマやアンデルレヒトでのレンタル移籍を経験して2022年夏にボローニャへ完全移籍。ポストプレーの巧みさやシュートセンスの高さを武器に今季はここまでセリエA31試合に出場して11ゴール5アシストを記録している。