ドローンによる“高解像度”の撮影

Image Credit:Aerobotics

航空画像による“情報の価値”は、その画質によって左右される。画質が低ければ、木の健康状態や農作物の生育状況などを正確に把握することは難しい。

Aeroboticsでは、このドローン空撮において最先端の技術を採用している。例えば上空で撮影した土地全体の写真は高画質で送信され、データ分析を経て病気のリスクや育成状態の把握、それによる土地のケアなどまで様々な情報を提供することが可能だ。

AIを利用することで、季節や環境に合わせた育成状況のデモンストレーションを行い、問題点を解決することで生産性を大幅に向上させている。

さらに作物保険やバックオフィスの事務処理までを網羅しているというから驚きだ。

Aeroboticsが目指すもの

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Aeroboticsは「四季を通じて顧客にインテリジェントなツールを提供し、世界中に食料を供給できるようにすること」を目標としている。

農業をビジネスとしてとらえ運営をする人が増えた現代において、農業は単に「生産すること」ではなく企業として管理・マネジメントをしていくべき対象なのである。樹木のカウントや作物の育成状況の管理に始まり、現在は物流支援まで視野に入れた壮大なスケールの企業であるといっても過言ではない。

アフリカに始まった農業改革は今後、世界中に広がり人類の食料供給問題に一石を投じることだろう。

参考・引用元:Aerobotics

(文・獏 弥生)