ヨナタン・ター 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、バイエル・レバークーゼン(同1部)に所属するドイツ代表DFヨナタン・ター(27)の獲得に興味を示しているようだ。

 ドイツ代表として21キャップを刻むターは、192cmの恵まれた体躯とパワー、スピードに長けたアスリート型のセンターバックで、2015年にハンブルガーSVからレバークーゼンに加入。今季はここまでブンデスリーガ27試合に出場して4ゴールを記録するなど、クラブのマイスタシャーレ獲得に大きく貢献した。

 そんなターに対して、ドイツ『スカイ・スポーツ』などで記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、ブンデスリーガ12連覇を逃したバイエルンが獲得に向けて動き出している模様。バイエルンは今季のパフォーマンスに感銘を受けており、選手陣営と話し合いを行ったようだ。

 ドイツ代表DFには多くの選択肢があるが、今夏に新たな挑戦を選ぶ可能性があることからバイエルンには獲得のチャンスがあるとのこと。ただ、選手陣営と合意には至っておらず、レバークーゼンとのクラブ間交渉も行われていないようだ。

 また、レバークーゼンは2025年夏まで契約を結んでいる同選手との契約延長を望んでおり、慰留を目指していることから現時点ではプライスタグなども設定していないようだ。トーマス・トゥヘル監督の退任が決定しているバイエルンは新指揮官を招へいして次のステップに進みたいと考えているようだが、国内クラブのライバルから主力選手を引き抜くのだろうか。