メイドインジャパンの工場直結ファッションブランド「ファクトリエ」より、Super 100’s×カシミヤライクの“夏も使える”オーダースーツと、超希少原毛タスマニアウール100%のオーダースーツが発売した。
すべての工程で日本の職人技が光る両商品は耐久性に優れ、日常使いから特別なシーンまで活躍するスーツだ。
「ファクトリエ」の夏に着たいオーダースーツ
今回紹介するオーダースーツの縫製は日本屈指のオーダースーツ工場であり、皇室御用達の「那須夢工房」。200もの工程を経てスーツが作られ、品質・着心地・デザイン・価格、すべてがユーザーから高い評価を得ている。
そんな同工房が手がけるオーダースーツには、「腕を動かしやすい」「ジャケットの重さを感じさせない」「美しいシルエットなのに窮屈感がない」という特徴がある。
上質な生地を採用した2モデルを用意
今回紹介するオーダースーツは「数量限定 オーダースーツ Dominx Gently Clothカシミヤタッチ」と「20着限定 オーダースーツ Super120’タスマニアウール」の2モデル。それぞれ限定数量での販売になるため、気になる人は早めにチェックしてほしい。
夏も使える「Dominx Gently Clothカシミヤタッチ」
「数量限定 オーダースーツ Dominx Gently Clothカシミヤタッチ」の特徴は、創業110年を超える老舗生地工場「葛利毛織(くずりけおり)工業」の希少な低速織機「ションヘル織機」で丁寧に織られた生地を使用しており、軽量で清涼感のある着心地を特徴とする。
ウール素材の上質な生地の基準は「Super 100’s以上」といわれる。同商品に使用する生地はSuper 100’sでありながら、オリジナル加工「Gently Cloth」によってSuper 120’sにも似たなめらかな手触りを実現している。
また、この生地はシワになりにくく肌離れが良いという特徴を持つため汗をかいても快適に着ることができる。
さらに、生地の重さは夏用スーツと同等の234グラム。その上で高級感にあふれ、高密度でしっかりとしたふくらみがあり、弾力性も備える点が魅力だ。
超希少原毛を使った「Super120’タスマニアウール」
「20着限定 オーダースーツ Super120’タスマニアウール」の特徴は、愛知県尾州の毛織物メーカー「西川毛織」が手がける、採取量1%未満の希少なタスマニアウールを100%使用した生地にある。
一般的なスーツ生地の太さは「20マイクロン」だが、同商品に使用するのは肌着にも使われるほど細い「17.5マイクロン」の繊維。それを撚り合わせ、ワンランク上の風合いになる「Super 120’s」に紡績し、耐久性や毛羽立ち、毛玉の防止を防ぐためにやや太めの糸=双糸(そうし)にし、「上質なのにヘビロテできる生地」にしている。
ツイルのようになめらかでシワになりにくく、通気性が良いため、この生地を使用したスーツは夏用にも最適だ。
また、西川毛織の技術がつまった染色にも注目したい。通常のウールよりも白いとされるタスマニアウールは染色時の発色に定評がある。そこへ西川毛織の技術があわさり、さらに美しい発色を実現した。最終仕上げにより上品なツヤのある生地に仕上がっている。
これからの季節を快適に過ごすためのスーツとして検討してみては。
(hachi)