今回の舞台は、青森県。近年ではインバウンドの需要も高まっており、国内外から多くの観光客が訪れる、魅力的な地域です。
今回は、青森県内でおすすめしたい場所をご紹介します。
目次
青森県とは
青森県は、東北地方及び本州の最北部の県です。
遠方の地域からは飛行機もしくは新幹線の利用がおすすめで、飛行機の場合、南部エリアには三沢空港、津軽エリアには青森空港と、2つの空港があります。新幹線の場合は、東北新幹線が東京駅から八戸駅・新青森駅まで直通。北海道新幹線が、函館~青森間を1時間で結びます。
特産品のりんごを始め、近年世界遺産に登録された三内丸山遺跡、多くの観光客が訪れるねぶた祭りや弘前の桜、個性豊かな温泉など、見どころの多い地域となっています。
登山やサイクリング、マリンスポーツやウインタースポーツなどのアクティビティも充実しており、季節に応じて異なる楽しみ方をすることができます。
そんな青森県のおすすめスポットをご紹介していきたいと思います。
おすすめスポット1. 奥入瀬渓流
青森県といえば、奥入瀬渓流とイメージされる方もいらっしゃるのではないでしょうか。十和田湖畔・子ノ口から焼山まで約14km続く流れが、奥入瀬渓流です。滝や清流、岩など、たくさんの見どころがあります。
渓流沿いには車道と遊歩道が整備されているので、体力に自信のない方でも楽しむことができます。
私は春から秋にかけての新緑の季節に訪れましたが、紅葉の季節も綺麗だと思います。時間帯は、太陽の光が届きやすい、午前中~昼過ぎにかけての散策がおすすめです。自然の豊かさを感じながら、ゆったりとした時間を過ごすことができます。
奥入瀬渓流
・住所:青森県十和田市奥瀬60
おすすめスポット2. 十和田湖
奥入瀬渓流を通過してしばらくすると、見えてくるのが十和田湖。約20万年前に始まった火山活動により形成されたカルデラ湖です。
北の景勝地として名高い十和田湖は、透明感のある美しい湖が魅力です。
湖のほとりには、十和田神社があります。
修行僧が大蛇と戦って勝利し、龍へと姿を変えて「青龍大権現」として祀られたという伝説があり、境内の祠には、彼の履いていたという鉄の草鞋が奉納されています。
歴史好きの方にはもちろん、パワースポットとしても人気の高い場所です。
十和田神社
・住所: 青森県十和田市大字奥瀬字十和田湖畔休屋486
おすすめスポット3. ねぶたの家 ワ・ラッセ
青森を代表する伝統文化、ねぶた祭り。その歴史や祭りの雰囲気を体感できる、観光施設です。常設展示の他に、その年の優秀作品の展示もされるので、毎年違った作品を間近で見ることができます。
その迫力に、私も圧倒されてしまいました。
JR青森駅近くなので、アクセスも良好です。ねぶた祭りの雰囲気をぜひ味わってみてください。
ねぶたの家 ワ・ラッセ
住所:青森県青森市安方1丁目1-1
営業時間:9:00~19:00(5~8月)、9:00~18:00(9~4月)
休館日:8月9~10日(展示ねぶた総入れ替え期間)、12月31日、1月11日
料金:大人 620円、高校生 460円、小中学生 260円
おすすめスポット4. 弘前城
弘前公園の中にある、弘前城。現存する日本最北端の天守で、国の重要文化財にも指定されています。
天守閣からは、日本百名山の1つである岩木山が見られます。
春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪景色と、季節ごとに異なる景色を楽しむことができます。
弘前城
・住所:青森県弘前市下白銀町1
・営業時間:9:00~17:00(4月1日~11月23日)、7:00~21:00(さくらまつり期間)
・料金:大人 320円、子供 100円
おすすめスポット5. 三内丸山遺跡
縄文時代前・中期の大規模遺跡です。平成4年から野球場建設に伴う発掘調査が進められる中で、大規模な集落跡や竪穴建物跡・掘立柱建物跡、多くの土器や石器、貴重な木製品、骨角製品などが出土しました。平成6年に遺跡の重要性が判明し、保存されることとなりました。
令和3年には、三内丸山遺跡を含む「北海道・北東北の縄文遺跡群」として、ユネスコの世界文化遺産へ登録。農耕文化以前の人類の生活や精神文化を伝える貴重な場所とされ、国内外から多くの人が訪れています。
三内丸山遺跡
・住所: 青森県青森市大字三内字丸山305
・営業時間:9:00~17:00、9:00~18:00(GW、6/1~9/30のみ)
・休館日:毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)、年末年始(12/30~1/1)
・料金:一般 410円、高校生・大学生等 200円、中学生以下 無料
青森県を旅してみよう
今回は青森県をご紹介してきましたが、いかがでしたか。自然の豊かさや歴史を感じられる、素敵なスポットがたくさんありましたね。
その他にも、美味しいグルメや温泉も楽しむことができます。ぜひ、訪れてみてください。
【文・写真 南谷有美/提供元・たびこふれ】
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