半数以上の人が「なりすまし広告に出ている著名人に対して悪い印象を持つ」と回答
同調査で「なりすまし広告に出ている著名人に対してどんな印象を持ちますか?」と尋ねると、「悪いと感じる」の29.5%と「どちらかと言えば悪いと感じる」の27.9%を合わせた約6割(57.4%)の人が「なりすまし広告に出ている著名人」に対して悪い印象を持っていることがわかりました。
そもそも「なりすまし」なわけで、本人には無関係であるにも関わらず悪い印象を持たれてしまうのは気の毒な気もしますが、良くない広告に使用されてしまっては印象が悪くなるのは仕方ないのかもしれません。そのため、問題解決に向けて早急なプラットフォームの改善が求められます。
「なりすまし広告に出ている著名人に対してどんな印象を持ちますか?」という質問の結果を年代別に見てみると、「悪いと感じる」と回答した人が最も多かったのは30代の69.19%、反対に「印象の変化はない」と回答した人が最も多かったのは50代の62.3%でした。
先の調査結果で間違えてアクセスしてしまった割合が最も多かった30代に悪い印象を持った人が多く、アクセスしてしまった割合が最も少なかった50代に「印象の変化はない」という回答が多かったことから、実際になりすまし広告にアクセスしたかどうかによって受け取る印象が違っているように感じます。
警察庁の集計によると、なりすまし広告による都内での被害は、去年1年間で少なくとも210件、およそ38億円にのぼっているそうです。まだまだプラットフォームの対策が整っていない現状では、各個人が騙されない対策を取っていく必要がありそうです。少しでも怪しいと感じた情報には、むやみに触れないよう気をつけたいところです。
出典元:【ONJIN】
※サムネイル画像(Image:mundissima / Shutterstock.com)
文・オトナライフ編集部/提供元・オトナライフ
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