セイコーは、1968年に誕生し機能・デザインの両面で独自の進化を遂げるカジュアルウオッチブランド“セイコー 5スポーツ”より、ヘリテージを進化させた新シリーズ“SNXS”を発表。レギュラーモデル3種を2024年5月10日に発売する。
“SNXS”は、世界中から愛されたセイコーのスポーツウオッチ“SNXSモデル”をベースに、EDC（Everyday Carry)）をコンセプトに開発されたセイコー 5スポーツの新シリーズ。EDCとは“日々持ち歩く相棒”という意味が込められ、日常生活での使い勝手を向上。ベースモデルの特徴であるコンパクトなサイズと、中央が膨らんだフルフローの流れるようなケース形状、その流れを邪魔しない4時位置のリューズを踏襲しながら、様々な改良が加えられた。
37.4 mm径のステンレススチール製ケースは、かん足の位置を腕に沿わせて落とし、腕なじみの良い形状に進化。さらに、筋目と鏡面の仕上げ分けを施して、スタイリッシュかつ高い質感を実現している。
金属の輝きが美しい11ヵ所のバーインデックスがレイアウトされた文字盤はスポーティな仕上がりだ。バーインデックスと上面を峰の形状に仕上げた精緻な時分針にはルミブライトが施され、暗い状況での高い視認性が確保された。秒針には、1970年代の5スポーツで多く採用されていたオレンジ色を採用し、時分針とのコントラストではっきり見た目が分けられた。
心地良い重量と快適な腕なじみを両立する新開発のメタルベルトは、かまぼこ形状の立体的な駒に美しい陰影が生まれ、クラシカルな印象に仕上げられている。
ムーヴメントには、自動巻きのキャリバー“4R36”を搭載し、パワーリザーブは41時間。カラーバリエーションはネイビー、ブラック、アイボリーの３色が展開され、価格はいずれも5万3900円だ。
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文◎Watch LIFE NEWS編集部