大岩剛監督率いるU23日本代表は、今月22日に行われるAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ最終節でU23韓国代表に0-1と敗北。この一戦では韓国代表選手によるラフプレーが目立ったが、特にMF川﨑颯太（京都サンガ）に対する足裏タックルが物議を醸している。
問題視されているのは、0-0で迎えた後半9分のシーン。DF高井幸大（川崎フロンターレ）とFWジョン・サンビンがロングボールに競り合った後のセカンドボールに川﨑が左足で触れようとした際、MFキム・ドンジンが左足を高く上げながらスライディングタックル。左足裏が川﨑の膝付近に直撃すると、川﨑は倒れてその場でうずくまった。
このプレーで主審はキム・ドンジンにイエローカードを提示。両チームの選手が小競り合いで一触即発状態となったほか、ピッチサイドでは大岩監督が韓国のラフプレーに対して不満をあらわにしていた。
また、X（旧ツイッター）で当該シーンが瞬く間に拡散。「韓国のラフプレー酷い」「韓国のテコンドーサッカー」「川﨑の怪我が心配…」といった声が挙がっているほか、「VAR介入ないとかおかしい」「明らかに今日の主審はおかしい」「足裏見せているからレッドでもおかしくない」などと、主審の判定やVAR（ビデオアシスタントレフェリー）の介入が無かったことに対する不満の声が湧き起こっている。
さらに日本が0-1で敗れただけに、試合後には一部のサッカーファンが「これがターニングポイントになっちゃった…」「これで韓国の選手が退場していたら、違った結果だったかもしれない」と落胆している。
なお、韓国は今回の日韓戦でファウル数「15」と日本のおよそ2倍も、イエローカードは1枚のみ。日本としては、韓国のラフプレーに苦しめられた格好だ。
