「Chopard(ショパール)」は「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」において、ジャッキー・イクス氏とのコラボレーションから生まれた最新のクロノグラフモデル「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ JX7」を発表した。
同展では新作クロノグラフの発表以外にも、旧モデルや車両の展示も行った。ラグジュアリーを極めたブースの様子を紹介したい。
「ショパール」とジャッキー・イクス氏のコラボ
4月10日(水)にスイスで開催された時計の見本市「ウォッチズ&ワンダーズ ジュネーブ」において、「ショパール」はエクスクルーシブなディナーを開催。その席上において、カール‐フリードリッヒ・ショイフレ社長とメゾンのアンバサダーを務めるジャッキー・イクス氏とのコラボモデルを発表した。
F1(フォーミュラ1)、耐久レースなど、多くのレースで結果を残したイクス氏は「ショパール」の長年の友人であり、メゾンのアンバサダーを務める。
イクス氏の栄光を反映した2つのモデルを展開
「ミッレ ミリア クラシック クロノグラフ JX7」は、ルーセントスティール製モデルが250本、ルーセントスティール&エシカルイエローゴールド製モデルが50本で展開。
同モデルは「ル・マンのキング」と呼ばれたジャッキー・イクス氏のキャリアが反映されたデザインを特徴とする。6度の優勝を記録する「ル・マン 24時間レース」等のメインレースやタイムアタックで発揮した秀でた能力、愛用のミッドナイトブルーの「フクロウ(フルフェイス)ヘルメット」に至るまで、様々な栄光を体現。
また、歴代「ジャッキー・イクス」シリーズのウォッチと同様に、9時位置に30分積算計、6時位置に12時間積算計、フライバック機能、タキメータースケールが装備されている。
イベントでは過去のモデルも展示
今回はジャッキー・イクス氏のキャリアを追うエキシビションも開催。既出の「ジャッキー・イクス」コレクションの全モデルも展示された。
時計のほかレジェンド車両も展示
イベントでは、新モデルのデザインにインスピレーションを与えたベル社のフルフェイスヘルメットやアート作品、トロフィー、ユニフォーム、ミニチュアカーなども展示された。中でも注目だったのは、イクス氏の勝利に貢献した車両やコンセプトカーの展示だ。
イクス氏の勝利に貢献した名車たちを展示
展示車両の一つは「フェラーリ 312 B2モデル」。1972年にニュルブルクリンクで行われた西ドイツグランプリでイクス氏が登場した車両だ。また、1982年の「パリ・ダカールラリー」でクロード・ブラッスールさんと共に搭乗し、21日間で14,000kmを走破した「メルセデス・ベンツ 280GE」のレプリカも展示された。
新作時計の発表に合わせコンセプトカーも登場
最新モデルの発表に加えてプレミアムカーブランド「ジェネシス」が開発したコンセプトカー「X グランド ベルリネッタ トリビュート」も展示された。
今後も「ショパール」とイクス氏のコラボから目が離せない。
(Mayu)