デンマークのデザインブランド「raawii(ラーウィー)」が、5月上旬に日本に上陸。
同ブランドは近年、数々のアーティストやクリエイターらとコラボレーションを遂げていることで話題に。オブジェや家具はもちろんのこと、インテリア周りをフルコーディネートできるほどさまざまなアイテムを作り出している。感度の高い大人男性は必見だ。
デンマークの新進気鋭ブランド「raawii」
「raawii」は、2017年にBo Raahauge Rasmussen(ボー・ラーハウグ・ラスムッセン)氏とNicholai Wiig-Hansen(ニコライ・ウィグ・ハンセン)氏がデンマークで創設したブランド。
その独特な色使いとグラフィックデザインで国際的に高く評価されている。
もともと、ラスムッセン氏は経済学者、そしてハンセン氏はデザイナー兼教育者という経歴の持ち主。2人はまったく異なるバックグラウンドを持ちながらも、「魅力的なクリエイターと仕事をしたい」という好奇心と、「素晴らしいアイデアを現実にしたい」という情熱においては共通していた。
特にハンセン氏は、IKEAやFritz Hansenなど、名だたるブランドのデザインに携わったキャリアを持つ。こうした経験を活かし、raawiiは国内外の著名クリエイターらと積極的にコラボレーション。今なお、オブジェから家具や照明、テキスタイルまで、デザインの幅を広げている。
国内展開コレクションにも注目
今回、日本で主に展開されるのは、ブランドのアイコンでもある「Strøm(ストローム)」やメンフィス・グループの創設メンバーであるジョージ・ソーデン氏とのコラボレーションから生まれた「Thing(シング)」、さらに「Canvas(キャンバス)」や「Cloud(クラウド)」といったコレクション。
これらのほとんどは日本市場で初披露。特にStrømはデンマークのモダニズム画家であるVilhelm Lundstrøm(ヴィルヘルム・ルンストローム)さんへのオマージュとして作られており、raawiiを代表するコレクションと目されている。
デンマークならではのデザイン力が活きたインテリアを自宅に飾りたい人は、この機会に同ブランドをチェックしてみてほしい。
(IKKI)