プレゼントしようと注文したら偽サイト

子供にクリスマスのプレゼントに、ゲーム機が欲しいとねだられました。せっかくだからと思い「サンタさんから」という名目でプレゼントしてくれるサイトを探しました。
なるべく費用は抑えたかったので、いつも頼んでいるサイトではなく、一番上にあった見慣れないけど一番安いサイトの値段に惹かれそこで注文しました。
振込先の口座がメールで送られてきて、疑いもせず振込をしました。しかし、数日後に振込が確認出来ませんとメールがとどきました。私は確実に振り込んだので送金画面をメールで添付して返信しました。
メールを送った後に連絡が途絶え、おかしいと思いネットで販売元を調べると、騙されている人が他にもいることを知りました。直ぐに警察署に駆け込んで事情を説明しました。警察からは、おそらく口座のお金は引き出されていて戻ってこないだろう、と言われました。
私は自分の愚かさを呪いながらもう一台、ちゃんとしたお店でゲーム機を買いました。二度と見知らぬネットショップでは買い物をしないと誓いました。

(40代・女性)

偽物のサインでお買い物

ある家電量販店でレジをしているときの話です。お客さんが商品を持ってきて、クレジットでお会計をしようとしました。その時に、暗証番号を忘れたからサインでお願いしたいといわれたので対応しました。
レジは、クレジットカードでサインをお願いされたとき、クレジットカードの裏の氏名がお客さんのサインと一致しているかを見る必要があります。しかし、そのカードの裏には、ぐちゃぐちゃのサインが書いてあり、正直読めませんでした。
クレジットカードで買い物をしたお客様も、読めないようなサインをして帰っていきました。会計している時も、少し焦っているような感じがしました。
その日、バイトが終わり家に着いた後に店から電話がかかってきて、私がお会計をしたお客様が盗んだクレジットカードでお会計をしたことを聞きました。
詐欺師を接客したということもあり警察で5時間も事情徴収を受けました。実際に被害に遭ったのは自分ではありませんが、5時間も事情徴収を受けるのはかなり精神的にも疲れました。

(20代・女性)

今回は、詐欺に巻き込まれそうになったエピソードについて紹介しました。
詐欺に巻き込まれないよう、最低限のお金の知識はつけておきたいですね。

文・MONEYTIMES編集部