DAZN 写真:Getty Images

 大岩剛監督率いるU23日本代表は、今月22日に行われるAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ最終節でU23韓国代表と対戦。この日韓戦を前に、再びインターネット動画配信サービス『DAZN』への批判が相次いでいる。

 Jリーグや欧州サッカー中継を手掛けるDAZNは、2021年にアジアサッカー連盟(AFC)と2028年までの長期契約を締結。これにより、カタールW杯最終予選のアウェイゲームをはじめ一部の試合を独占配信。今年1,2月開催のAFCアジアカップでは、日本代表戦全5試合のうち3試合をDAZNが独占中継。イラク戦とイラン戦は、DAZNの他に地上波でも放送されたが、いずれも日本代表が敗れていた。

 ただ、U23アジア杯の日本代表戦は、DAZNのみならず地上波でも全試合生中継。テレビ朝日やNHKで放送されるだけに、ネット上では「地上波で放送あるの有難い」「DAZN高すぎるから朗報」と地上波放送を歓迎する声が挙がっている。

 また、DAZNが3年連続となる月額料金値上げを実施したほか、コンテンツ内での広告増加も顕著であるだけに「DAZNは値上げするくせに、サービスは悪くなる一方」「DAZNの改悪が酷い」「DAZN有料なのに、なぜ広告増えるの?」という苦情が。一部では退会手続きを巡るトラブルも報告されているほか、X(旧ツイッター)では「DAZN」がトレンド入りしている。

 なお、DAZNの韓国戦中継では、日本代表OBの水沼貴史氏と小野伸二氏が解説を担当。テレビ朝日系では、同じく日本代表OBの内田篤人氏と、日本代表を全力応援する“居酒屋解説”として有名な松木安太郎氏が放送席に座る。