バルセロナ(スペイン1部)が、リバプール(イングランド1部)に所属するコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『スポルト』が伝えた。
シャビ・エルナンデス監督が今年1月に退任を明言して以降、好調をキープしていたバルセロナ。だが、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト8でパリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)の前に敗れると、21日に行われたラ・リーガ第21節のレアル・マドリード(スペイン1部)戦にも敗戦を喫した。
今季無冠が濃厚となっているバルセロナは捲土重来を目指す来季に向けて、2から3選手を補強したいと考えているものの、資金はあまりない状況だという。シャビ監督は昨夏にフランス代表FWウスマン・デンベレが退団してから前線の威圧がなくなっていると考えており、ディアスを高く評価しているようだ。
また、コロンビア代表FWはバルセロナ移籍を希望しているものの、リバプールは簡単には放出しないという。今夏に中盤を含めて複数ポジションの補強を希望しているバルセロナは、今夏フリーとなるレアル・ベティス(スペイン1部)のアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲスなどを獲得できれば、前線強化に資金を回せるようだ。
母国クラブやポルトでのプレーを経て、2022年1月にリバプールへ加入したディアスはドリブル突破やカットインからのシュートを武器に初年度からレギュラーとしてプレー。今季は父親がコロンビアの武装組織に誘拐されるピッチ外でのトラブルがあり柄も、ここまで公式戦42試合で13ゴール4アシストを記録している。