松木玖生 写真:Getty Images

 FC東京所属のU23日本代表MF松木玖生は、今月22日開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ最終節(対U23韓国代表)でのスタメン出場が予想されているが、一部からは「本田圭佑に似ている」という声が。日本代表OBの内田篤人氏が両者を比較している。

 青森山田高校時代に全国高校サッカー選手権大会優勝を成し遂げ、FC東京でも主力選手として活躍している松木。U23日本代表でも副キャプテンを務める中、U23アジア杯初戦の中国戦で決勝ゴールをマーク。UAE戦でもMF荒木遼太郎に替わって74分からプレーしていた。

 プロ入り前から先輩にも注文を付けるリーダーシップでも注目を集めていただけに、中国戦後にはX(旧ツイッター)で「松木玖生は本田圭佑を彷彿とさせる」「日本のサッカー人気は松木にかかっているかも」といった声が。パリ五輪本大会出場権獲得を目指す中、松木への期待度は高まっている。

 一方、テレビ朝日系で韓国戦の解説を担当する内田氏は、インターネット動画配信サービス『DAZN』で先月28日配信開始の『内田篤人のフットボール・タイム』に出演した際、松木について以下のように評している。

 「媚を売ってかわいい。彼には“後輩力”がある。『今後の日本を』ということを考えたら、ビッグにならないといけないような注目度かなと。(松木と本田圭佑の姿を重ねる人が多いが、)確かに似ている。松木はもう少しぶっ飛べば本田(になる)」

 かつての本田と同じく、ビッグネームとして代表OBからも一目置かれている松木。「大物にならないといけない」という注文も飛ぶ中、韓国戦でのプレーにも注目が集まる。