フレンキー・デ・ヨング 写真:Getty Images

 バイエルン・ミュンヘンが、バルセロナに所属するオランダ代表MFフレンキー・デ・ヨング(26)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『レレボ』が伝えた。

 トーマス・トゥヘル監督のもとでブンデスリーガ12連覇を目指したものの、バイエル・レバークーゼンに阻止されたバイエルン。UEFAチャンピオンズリーグ(CL)ではベスト勝ち残っているものの、シーズンを通しての不安定なパフォーマンスを受けて、今夏に大金を投じて新たな風を吹き込みたいと考えているようだ。

 そのなかで、バイエルンは昨夏にも関心を示したデ・ヨングに再び関心を持っているとのこと。バルセロナはオランダ代表MFに対する高待遇のオファーを歓迎しており、クラブの半分以上の問題を解決できる金額である6000万ユーロ〜7000万ユーロ(約98億8000万円〜約115億3000万円)の移籍金を要求するようだ。

 バルセロナでの時間を快適に感じているオランダ代表MFはポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキと並んでチーム最高給を受け取っている。以前には「真実ではないことを報じている。恥ずかしくはないのか」と自身の去就報道に関する怒りを露わにしていた。

 なお、バイエルンは今冬にも獲得を試みたデ・ヨングの同僚であるウルグアイ代表DFロナルド・アラウホにも関心を示しているとのこと。バイエルンは今夏に1億5000万ユーロ(約247億1000万円)を投じる準備がある一方で、バルセロナは6月末までに1億ユーロ(約164億7000万円)の資金が必要となっているようだが、どのような結末が待っているのだろうか。