町田ゼルビア 写真:Getty Images

 ソサイチ(7人制サッカー)関東リーグ4部所属の『Sociedad Deportiva Ardora』(SD Ardora)は今月18日、河野海心営業・プロモーション担当部長を解任したと公式発表。背景に明治安田J1リーグ所属・町田ゼルビアとの関わりがあるという。

 クラブの発表によると、河野氏には業務成果の虚偽報告、架空接待費の経費申請、運営情報漏洩、実在の外部組織・企業名を騙った営業活動など、重大なコンプライアンス違反行為が多数認められたとのこと。事態を重く受け止めて、今月17日付で解任したという。

 これには、同クラブ所属のゴールキーパーである広沢憲大氏も反応。X(旧ツイッター)で「純粋に進捗状況が気になり連絡したらこの衝撃の事実が発覚。アパレルもやろうと頑張っていたので力になれればとおもっていたのだが、、、ゼルサポ(町田ゼルビアサポーター)を優先しチームのために動けなかったと、、プラベも大事だが、仕事はしっかりとしてくれないと困る」と投稿した上で、「今後の更生を期待してます。この度はご迷惑をお掛けして申し訳ございません」と綴っている。

 また、クラブの発表に対しては一部から「顔写真、実名でここまで晒す必要あるのか」「身の丈にあった運営をチームとしてはやった方がいい」といった意見が。これに対して、広沢氏は「全て本人の了承を得てる」とした上で、「実名、、、今どき偽名なんて何個でも使える。ほんとに実名なのかは俺らでもわからん。身の丈にあった運営って何?教えて?今後の運営に生かすから」と反応した。

 SD Ardoraは2022年4月設立で、活動拠点を横浜市に置くクラブ。今年にクラブ名を変更したほか、トップ(SD Ardora)、セカンド(SD Ardora Duo)の2チーム体制となっている。