コール・パーマー 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)を率いるジョゼップ・グアルディオラ監督が、チェルシー(同1部)に所属するイングラン代表MFコール・パーマーについて言及した。『ESPN』が伝えた。

 シティ下部組織出身のパーマーは2020年にトップチームデビューを果たすと、広い視野を活かした創造的なチャンスメイクや高い左足のキック精度を武器に昨夏にチェルシーへ移籍。その新天地ではここまでプレミアリーグ28試合に出場して20ゴール9ゴールと圧巻の成績を残りており、大ブレイクを遂げている。

 プレミアリーグではシティのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドと並んで得点ランキングトップに立っているパーマーに関してグアルディオラがシティ在籍時を回想。昨夏にアル・アハリ(サウジアラビア1部)へ移籍したアルジェリア代表FWリヤド・マフレズが退団したことから残留を要請していたものの、出場機会の少なさから2シーズンにわたって退団を求めていたことを明らかにしている。
 
 「彼は並外れた選手だ。何度も言ったが、私は彼に相応しいプレー時間を与えられなかった。私は彼を完全に理解している。彼は内気な男で、多くの可能性を秘めている。彼は素晴らしいプレーをしている。決断には多くの理由があるからね。彼は2シーズン、出て行きたいと言っていたが、私は残留してと言った。我々に何ができる?私はリヤドが退団したから残れと言ったが、2シーズンの間彼は出て行きたがっていたんだ」