■「打てる選手から並べていく」

その後高木氏は現状のメンバーから打率の良い選手をピックアップし、オーダーを組む。

そして「打てる人を並べる。 もうねタイプはいらない。 1番タイプ、2番タイプ、4番タイプ。こういうのはいらない。固定観念を取っ払ったほうがいい」と指摘する。

森藤恵美が「これは西武に関してはということですか?」と質問すると高木氏は「もちろん」と答え、阪神タイガースや福岡ソフトバンクホークスのように適材がいるチームは例外という見方を示す。

その後も高木氏は「打率の高い人、状態がいい人から並べていったほうがいい。それを9回のなかで4回回すのか、5回回すのか。それによって得点能力は広がっていく」「守備の悪さはある程度、目をつむる。後で守備固めを入れればいい。とにかく打率の良い選手を並べる」ことを推奨した。