UFJフィナンシャル・グループが投資に参加
この投資ラウンドについてもう少し詳しく説明すると、日本の三菱UFJフィナンシャル・グループの連結子会社である三菱UFJイノベーション・パートナーズも出資者の中に名を連ねている。
この出資は、インドネシア現地のダナモン銀行とUFJフィナンシャル・グループの戦略的パートナーシップ締結という結果にもつながった。今後はQoalaを軸とした東南アジアの保険事業拡大へ本格的に踏み出すと思われる。
ASEAN加盟国の人口は2022年の時点で約6.7億人(参考)。平均年齢が若く、耐久消費財や旅行に対する需要は旺盛の一言である。それに付随する保険商品の需要も、当然存在する。
Qoalaはスマホアプリで加入手続きを完結できる保険提供プラットフォームの潜在力を証明し、東南アジアのライフスタイルを変革しようとしている。巨額の資金調達に成功したQoalaは、今後も保険商品の種類を増やしながらより多くの顧客を取り込んでいくだろう。
参考・引用元:
Qoala
三菱UFJイノベーション・パートナーズ
(文・澤田 真一)