“悪霊サンタと血まみれ男”が…！フジテレビで起きた心霊現象を元現場カメラマンが激白

『TOCANA』より

■悪霊直撃の危機を救ってくれたのは……!?

　そして本番中、サンタクロースが紹介される時、筆者はどうしてもサンタクロースに視線を向けることが躊躇われ、なんとか見つめないようにしていたのだが、しかし生放送終了後、パトリック氏が、「ケニーとサンタクロースの記念写真を撮影して」と言うではないか。

　これを拒否する選択肢はない。恐怖を押し殺しながら、かなり離れた場所から恐る恐る一眼レフのファインダーを覗いた筆者――その瞬間に背筋が凍りついた。並んだケニーとサンタクロースの間に、着物姿の血だらけの男が立っていたのだ！

　恐怖のあまり全身が震え、シャッターを押せずピントを合わすふりをしながら目を閉じて「消えてくれ！どうか消えてくれ！」と小声で唱えていた時だった。司会の芳村真理さんが、筆者に向けて「シャッター押す前にもっと近づいて～」と明るい声で仰ったのだ。

(画像=イメージ画像：「Getty Images」,『TOCANA』より引用)

　ああ、もうダメだ。金縛りになっても近づくしかない……。絶望的な気持ちになりながら目を開けると、着物姿の血だらけの男性が、いない。一体なにが起きたというのか――!?

　まだフィルムの時代だったため、現像するまでは安心できなかったが、サンタクロースの顔がリハーサルの恐ろしい横顔とは、全くの別人に見える。

　直接的には芳村真理さんの清き一声が悪霊を退散させた形だが、そもそもケニー・ロギンスがサンタクロースの異変に気づき、最初に警告してくれなかったらここまで歴史的なツーショットは撮影できなかったはずだ。

文＝YAHIMON ときはる

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提供元・TOCANA