アトレティコ・マドリード(スペイン1部)が、ニース(フランス1部)に所属するフランス代表DFジャン=クレール・トディボ(23)の獲得に動き出すようだ。フランス『フット・メルカート』が伝えた。
トゥールーズでプロキャリアをスタート後、2019年1月にステップアップしたバルセロナでは思うような出場機会を手にすることはできず、シャルケやベンフィカへのレンタル移籍を経験。2021年2月にニースへ加わると、フィジカルの強さなどを武器に今季もここまでリーグ・アン24試合に出場している。
昨年9月にはフランス代表デビューも果たしたトディボに対して、スペイン代表DFマリオ・エルモソが契約満了に伴い退団することが決定的となっているアトレティコが今夏の守備強化のメインターゲットに設定している模様だ。
アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督は今夏にセンターラインに将来有望な若手選手を加えたいと考えているとのこと。アトレティコは主に所属クラブと契約満了になり、フリーでの補強をメインに行ってきたが、今回は移籍金を支払う意思があるようだ。
なお、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)など複数クラブからの関心も浮上しているフランス代表DFは今夏に新天地を求めることを理解しているしているという。ニースは2027年夏まで契約を結んでいる同選手の流出を何度も恐れていたが、今夏に退団すると考えているようだ。