マンチェスター・シティ（イングランド1部）が、バイエルン・ミュンヘン（ドイツ1部）に所属するドイツ代表MFジャマル・ムシアラ（21）の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『ガーディアン』が伝えた。
2019年夏にチェルシーからバイエルンの下部組織に加入したムシアラは、2020年6月にクラブ史上最年少でプロデビュー。圧倒的なテクニックを活かしたボールコントロールや高水準のパス精度を武器に若くして主力に定着すると、今季もここまでブンデスリーガ24試合で10ゴール6アシストの数字を残している。
そんなムシアラに対して、ジョゼップ・グアルディオラ監督が攻撃的な中盤のオプションの増加を望んでいるシティが今夏のトップターゲットに挙げているという。古巣のチェルシー（イングランド1部）も目光らせているドイツ代表MFが新たな挑戦を望む兆候があれば、有力クラブからの関心を集めることになるが、シティは獲得レースで先頭にいるようだ。
その一方で、バイエルンは2026年夏まで契約を結んでいるムシアラを失いたくないと考えており、巨額の移籍金を要求して他クラブからの関心を牽制する可能性もあるようだ。ブンデスリーガの12連覇失敗に終わったバイエルンはトーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任することから新体制に移行するものの、チーム強化が必要だと考えているようだ。
なお、シティはムシアラのほかにウェストハム・ユナイテッド（イングランド1部）のブラジル代表MFルーカス・パケタとクリスタル・パレス（同1部）のイングランド代表MFエベレチ・エゼもリストアップしているようだ。
