国立競技場 写真:Getty Images

 Jリーグは今月18日、6月1日に国立競技場で開催する明治安田J1リーグ第17節の鹿島アントラーズ対横浜F・マリノスで、10000名を無料招待すると公式発表。鹿島の公式サイトでも同様の特別招待企画実施が案内されているが、ファン・サポーターからは批判の声が湧き起こっている。

 「THE国立DAY」の一環として開催される鹿島対横浜FMでは、JリーグIDをお持ちの方を対象に、5000組10000名を無料招待。特設サイトにて今月18日から30日まで申し込み可能となっており、当選者にはバック上層(自由席)または サポーターズシートホーム(自由席)が割り当てられる。

 しかし、無料招待のエリアに鹿島のホームゴール裏が含まれていることもあり、X(旧ツイッター)上では鹿島サポーターから「ゴール裏にばら撒かないで」「鹿島を応援する人だけゴール裏に来てほしい」「鹿島ゴール裏は特別な場所だからやめてほしい」といった反発の声が。一部のファン・サポーターは「初めて観戦する人は、メインスタンドやバックスタンドの方が見やすいと思う」などと、無料招待企画の改善策を指摘している。

 また、無料招待企画や国立開催に対する疑問の声も噴出。鹿島の公式X(旧ツイッター)アカウントには、「ホームゲームを国立でやる意味ない」「チケットを購入したファンを蔑ろにしている」といった意見も寄せられている。

 Jリーグはゴールデンウィーク期間中をはじめ、複数回にわたり無料招待キャンペーンを実施。Jリーグの人気上昇、認知拡大が期待されているが、以前から企画実施による効果の検証を求める声が挙がっているほか、無料チケット転売のリスクも指摘されている。

 テレビCMやインターネット広告等で無料招待企画の実施を宣伝しているJリーグ。公式サイト等を通じて、データを用いながら企画実施による効果を説明することが求められている。