U23インドネシア代表は今月18日開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ第2節で、オーストラリア代表相手に1-0と勝利。DFジャスティン・ハブナー(セレッソ大阪)がYBCルヴァンカップ2回戦・いわてグルージャ盛岡戦から“中0日”でプレーしたことで話題を呼ぶ中、同国代表率いる韓国人のシン・テヨン監督が決勝トーナメントを展望。U23日本代表と韓国代表を比較している。
グループAでカタール、オーストラリア、ヨルダンと同居したインドネシア。初戦でカタールに0-2と敗れたが、オーストラリア戦白星で2位に浮上。最終戦でヨルダンに勝利すれば、オーストラリア戦の結果に関係なく決勝トーナメント進出(ベスト8入り)が確定する。
一方、グループBでは初戦で日本が中国を1-0で下したほか、韓国もUAE相手に1-0と勝利。日本と韓国の決勝トーナメント進出が予想される中、両国ともに白星を飾っている。
決勝トーナメント1回戦では、グループA1位とグループB2位が対戦するほか、グループA2位とグループB1位が激突。インドネシアはベスト8入りを果たした場合、日本もしくは韓国と顔を合わせる可能性が高い。
英メディア『フォーフォーツー』韓国版が今月19日、オーストラリア戦後に残したシン・テヨン監督のコメントを紹介。これによると、指揮官は「決勝トーナメント1回戦で韓国と日本どちらと対戦したいか」と訊かれると、「難しい質問だ」と前置きした上で「個人的には、メンタルの部分で日本の方が楽な相手だと思う。(決勝トーナメント1回戦では)日本と対戦したい」と手短に語った模様。
また、シン・テヨン監督は「昨年のオーストラリア戦をチェックしたが、ヨルダンは強固な組織を持ったチームだ。ただ、1試合だけでは判断できない。弱点を突けば、良い結果を得られるだろう」と、グループステージ最終戦への意気込みも語ったという。
なお、シン・テヨン監督はU23チームとトップチームを兼任。今年1月開催のAFCアジアカップでは、グループステージ最終戦で森保ジャパンと対戦し、1-3と敗れている。