ヘオルヒー・スダコフ 写真:Getty Images

アーセナルが、シャフタールに所属するウクライナ代表MFヘオルヒー・スダコフ(21)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えた。

 シャフタール下部組織出身のスダコフは2020年にトップチーム昇格。優れたビジョンとテクニック、パスセンスを兼ね備えた攻撃的MFで今季はここまで公式戦28試合で7ゴール3アシストの数字を残しており、ウクライナ代表としても14キャップを刻んでいる。

 そんなスダコフに対して、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティ、チェルシー、リバプールも関心を示しているなかで、アーセナルも争奪戦に参入する模様。シャフタールの関係者は今週にアーセナルの本拠地であるロンドンに滞在しており、今夏の移籍に向けて計画を立てているという。

 また、シャフタールの(CEO)を務めるセルゲイ・パルキン氏は「この夏のウインドウで彼はいくつかのビッグクラブに移籍するチャンスがある。我々はビッグクラブの何個かとコンタクトをとっている。そのうちの何クラブかは我々と直接交渉を行っていない。だが、この夏に彼は間違いなくトップクラブに移籍するだろう」と今夏のステップアップを認めている。

 なお、昨季のセリエA王者であるナポリは今冬にウクライナ代表MFの獲得に向けて移籍金3400万ポンド(約65億4000万円)のオファーを提示していたという。ただ、シャフタールが要求した移籍金4300万ポンド(約82億7000万円)に届かなかったとのこと。今夏にはナポリに要求した時よりも多い6000万ポンド(約115億5000万円)を要求するようだ。