ブンデスリーガ(ドイツ1部)アイントラハト・フランクフルト所属の元日本代表MF長谷部誠は今月17日、今季限りでの現役引退を発表。東京ヴェルディ、名古屋グランパス、FC岐阜OBの高木義成氏が、浦和レッズ在籍時の長谷部のプレーを振り返っている。
高木氏は長谷部の現役引退発表からおよそ6時間後の17日深夜にX(旧ツイッター)を更新。「長谷部誠選手の初ゴールのGKって誰なんだろ」と綴ると、「ということは…」「まさか義成さん!」「現地で観ていた気がする」「長谷部さんの初ゴールのキーパー?そうだったのか」「そういえばヴェルディ戦でしたね」といったメッセージが寄せられている。
長谷部がプロ初ゴールをマークしたのは、浦和在籍時の2003年7月2日に行われたナビスコカップ(現YBCルヴァンカップ)東京V戦。当時プロ2年目の長谷部は、ハンス・オフト監督のもとで出場機会を確保。東京V戦では鈴木啓太や堀之内聖(新浦和スポーツダイレクター)らとともにスタメン出場すると、前半39分に高木から先制ゴールを奪っていた。
現在44歳の高木氏は当時プロ3年目で、2002シーズンまではリーグ戦、カップ戦での出場機会がゼロ。2003シーズン以降は正守護神として活躍していた。しかし、2008シーズンに加入1年目のGK土肥洋一からレギュラーを奪われたこともあり、翌2009シーズン終了後に東京Vを退団。名古屋、岐阜と渡り歩き、2017シーズン限りで現役を退いている。
浦和、ヴォルフスブルク、ニュルンベルク、フランクフルトと4クラブでプレーし、日本代表の一員として3度FIFAワールドカップの舞台に立った長谷部。同選手の引退会見内容に注目が集まる中、自虐とも受け取れる高木氏の投稿もにわかに話題を呼んでいる。