ファーストリテイリングは4月11日、2024年8月期通期の連結業績予想の修正を発表した。売上高にあたる売上収益は3兆300億円(修正前は3兆500億円)、営業利益は4500億円(前回発表から修正なし)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は3200億円(同3100億円)に修正した。

 2024年8月期の上期は、売上収益は1兆5989億円(前年同期比9.0%増)、営業利益は2570億円(同16.7%増)、親会社の所有者に帰属する当期純利益は1959億円(同27.7%増)と、大幅な増益だった。欧米と東南アジアにおけるユニクロ事業、ジーユー事業の業績が好調だった。

 一方、国内におけるユニクロ事業の売上収益は、暖冬の影響で前年同期比2.0%減となる4851億円だった。しかし、原価率の改善により営業利益は同14.7%増の772億円と2桁の増益となった。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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