■ネット上でも驚きの声

力強いフラミンゴの絵は、ネット上でも話題に。

「落書きとは似ても似つかないレベルのものが見えるんだが」「次元が違すぎる」「クレパスの使いこなしが凄い」「クレパスでこんなに血の通った絵が描けるなんて…」など、驚きの声が続出している。

ハイレベルな「落書き」はいかにして生まれたのか。フラミンゴの絵の“生みの親”である安部さんに話を聞いた。

■話題の絵が描かれた経緯は…

安倍さんは日頃、色鉛筆画家として活動しており、「生物」と「宝石」を融合した独特な作風の絵を多数手がけている。

自由帳に描かれた落書き、あまりの迫力に目を疑う… 「次元が違いすぎ」称賛の声相次ぐ
(画像=『Sirabee』より引用)
自由帳に描かれた落書き、あまりの迫力に目を疑う… 「次元が違いすぎ」称賛の声相次ぐ
(画像=『Sirabee』より引用)
自由帳に描かれた落書き、あまりの迫力に目を疑う… 「次元が違いすぎ」称賛の声相次ぐ
(画像=『Sirabee』より引用)

話題の絵は、11月22日に旅行で飛騨高山を訪れた際に描いたものだという。

安部さんは、「飛騨高山には中学3年生の修学旅行ぶりに訪れたのですが、当時なかった飛騨高山レトロミュージアムに行きました。昔ながらの給食が食べられる教室があり、机の上にクレパスが置かれていました。サクラクレパスの表紙にフラミンゴがいたので描くことにしました」と振り返る。

仕事ではなく、プライベートで訪れた先で目に飛び込んだものを短時間で描いたようだ。普段は色鉛筆を使用しているが、クレパスを使うのは久しぶりだったそう。安部さんからは、「小学生ぶりに描きました」という回答が寄せられている。

画家であることを差し引いても、慣れないクレパスであれほど力強い絵が描けるとは驚きである…。