大岩剛監督率いるU23日本代表は、今月16日開催のAFC U23アジアカップ兼パリ五輪予選グループステージ初戦でU23中国代表と対戦。日本代表OBの内田篤人氏がGK小久保玲央ブライアン（ベンフィカ）をはじめ、パリ五輪世代GK陣のレベルに言及している。
日本は7分、右サイドのクロスにMF松木玖生（FC東京）が左足であわせて先制ゴールを奪うも、17分にDF西尾隆矢（セレッソ大阪）が相手選手に肘打ちを見舞ったとして、VAR（ビデオアシスタントレフェリー）判定の末に一発退場。1人少ない状況で攻め込まれるシーンが続いている。
前半だけでシュート7本、枠内シュート5本を浴びるも、無失点で凌いでいる小久保。前半終了直前には好セーブを見せて、積極的な飛び出してピンチを凌いだ。
それだけに、テレビ朝日系の生中継で解説を担当している内田氏は「素晴らしい」と、同選手のプレーを絶賛。「この世代は非常にGKの質が高い。鈴木彩艶とかもそう」と、U23アジア杯で招集外のGK鈴木彩艶（シント=トロイデンVV）のクオリティーも高く評価している。
STVVの正守護神として活躍している鈴木。昨年10月以降は森保ジャパン（A代表）入りしているが、今年開催のAFCアジアカップではミスからの失点が相次ぎ、日本代表OB田中マルクス闘莉王氏をはじめ一部識者から指摘を受けていた。
