プレステージ・シャンパーニュメゾン「ペリエ ジュエ」が、「ペリエ ジュエ ベル エポック 2015」を全国の百貨店から発売した。
1811年にフランスで誕生し、以来シャンパーニュのトップメゾンとして君臨し続ける「ペリエ ジュエ」。そんなメゾンの伝統を継承するプレステージ・キュヴェの最新ヴィンテージというだけあり、多くのワイン好きから注目を集める品だ。
メゾンのスタイルを反映した「ペリエ ジュエ ベル エポック」
「ペリエ ジュエ ベル エポック」は、メゾン創設から200年間のうち、わずか8人の最高醸造責任者にのみ受け継がれてきた伝説的なシャンパーニュ。
シャルドネのフローラルな風味、そして複雑な味わいという「ペリエ ジュエ」のスタイルを全面的に備えているのが特徴で、その個性を表現できるブドウが収穫された年にのみ製造される。
第8代最高醸造責任者であるセヴリーヌ・フレルソン氏は、このキュヴェをつくるためにモンターニュ・ド・ランス北部のヴェルジーとマイイからピノ・ノワールを厳選した。
特にマイイのピノ・ノワールはそのエレガンスとフィネスで知られている。そこにコート・デ・ブランのシャルドネと組み合わせることで、微かなムニエのタッチをプラス。まさに、「ペリエ ジュエ」のスタイルを完璧に表現できる1本が仕上がった。
フレルソン氏によると、2015年ヴィンテージの「ペリエ ジュエ ベル エポック」は、「アール・ヌーヴォー」を象徴するモチーフであるカーネーションのように優雅な味わいを備えているという。
色合いは、銀色のハイライトがかかったホワイトゴールド。
香りは、リンデンやサンザシといった白い花の繊細なアロマ、そして白桃やピンクグレープフルーツのフルーティーなノートが印象的。タルトタタンやナツメグなどのスパイスの香りも良いアクセントになっている。
フェルナンド・ラポッセ氏コラボのボックス&グラスに注目
さらに、フェルナンド・ラポッセ氏がこのキュヴェのためにエコロジカルボックスを特別にデザイン。
ボックスには、ペリエ ジュエを象徴するアネモネの花々がエンボス加工で美しく施されている。その上に鳥や虫たちを描き出した、ブドウ畑の“受粉”の瞬間を表現する見事なアートだ。
リミテッドエディションにはボックスとあわせたデザインのグラス2脚も同梱されている。メゾンのファンならば垂涎モノだろう。