バイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)が、ドイツ代表を率いるユリアン・ナーゲルスマン監督の復任を目指しているようだ。
ホッフェンハイムやライプツィヒで指導者キャリアを積んだナーゲルスマン監督は2021年7月からバイエルンを指揮。監督として史上2番目の若さでブンデスリーガ優勝などに導く手腕を披露していたが、2023年3月に解任され、昨年9月にドイツ代表の指揮官に就任していた。
そのなかで、トーマス・トゥヘル監督が今季限りで退任することが決定しているバイエルンは、ブンデスリーガ12連覇を阻んだバイエル・レバークーゼンのシャビ・アロンソ監督の招へいを目指していた。だが、スペイン人指揮官はレバークーゼン残留を明言したことを受けて、ナーゲルスマン監督復任に向けた動きを強めているという。
ドイツ『スカイ・スポーツ』で記者を務めるフロリアン・プレッテンベルク氏によれば、バイエルンの理事会はナーゲルスマン監督の復帰を支持していることから指揮官陣営と交渉を強化しており、3年、4年契約を準備している模様。ドイツ人指揮官がバイエルン復帰に最終的なゴーサインを出していないことから、まだ合意はないとのことだ。
なお、バイエルンはナーゲルスマン監督のほかに日本代表MF三笘薫が在籍するブライトン・アンド・ホーブ・アルビオン(イングランド1部)を率いるロベルト・デ・ゼルビ監督とアストン・ビラ(同1部)を指揮するウナイ・エメリ監督もリストアップしているようだ。