従業員の心の健康に配慮し、「自由を与えてあげたい」という会長。「どんな時もひたすら懸命に働くべき」という風潮を批判し絶賛されていることを、『AsiaOne』など海外メディアが伝えている。

■従業員に自由を

中国・河南省にある小売業界の大手企業トップであるユー・ドンライさんが、先月開かれた催しに参加。デパートやスーパーマーケットを運営する立場の人間として、「全従業員に自由を与えたい」「誰にだって、ハッピーだと思えない時がある。そういう気分になった時は、仕事には来なくていい」と語った。

そんなドンライさんのもとで働く従業員らは、通常の休暇に加え、さらに計10日の休暇を申請することが許可されている。