シュテファン・オルテガ 写真:Getty Images

 マンチェスター・シティ(イングランド1部)が、ビジャレアル(スペイン1部)に所属するU-21デンマーク代表GKフィリップ・ヨルゲンセン(21)の獲得に興味を持っているようだ。イギリス『HITC』が伝えた。

 ビジャレアル下部組織出身で昨年1月にトップチームデビューを果たしたヨルゲンセンは、高いシュートストップ技術を武器に今季から守護神に定着。今季はここまでラ・リーガ29試合に出場して4回のクリーンシートを達成するなど、リーグ最多のセーブ数を誇っている。

 そんなヨルゲンセンに対して、ブラジル代表GKエデルソンの控えを務めるドイツ人GKシュテファン・オルテガに退団の可能性が浮上しているシティがその後釜として興味を持っている模様。ただ、同選手の獲得には争奪戦は避けられない状況だという。

 デンマーク人GKにはアイルランド代表GKクィービーン・ケレハーの去就が不透明になっているリバプール(イングランド1部)とスペイン代表GKダビド・ラヤにポジションを奪われたことからイングランド代表GKアーロン・ラムズデールに退団の可能性が浮上しているアーセナル(同1部)も視線を注いでいるとのことだ。

 また、ニューカッスル・ユナイテッド(イングランド1部)からの注目も浴びているヨルゲンセンの今季のパフォーマンスを受けて、ビジャレアルも契約延長を急いでいるという。ビジャレアルと2027年夏まで契約を結んでいる同選手だが、今夏にステップアップすることはあるのだろうか。