20余年ぶりにロゴとコーポレートアイデンティティを刷新

アウトモビリ・ランボルギーニが、20余年ぶりにその歴史的なロゴを刷新した。ランボルギーニは、常に限界、基準、慣例を打ち破る姿勢を示す「Driving Humans Beyond」をミッションとして掲げているが、新戦略の一環としてミッションを支える価値観である「brave」「unexpected」「authentic」をよりよく反映するビジュアル表現にするため、本刷新を実施した。

今回の刷新は、サステナビリティと脱炭素化に焦点を当てたランボルギーニの新しい方針を盛り込んだ「コル・タウリ (Direzione Cor Tauri)」戦略による幅広い変革の一環だ。同戦略の狙いは、革新と持続可能な進歩のインスピレーションモデルとなり、未来の世代に対する確かな約束を結ぶことだ。

これを念頭に、ランボルギーニは車だけでなく、コーポレートアイデンティティ全体にわたる変革を進めており、その結果、企業文化や価値観にも影響を与え、あらゆるビジュアル面においても新しい表現が使用されることになる。

今後ランボルギーニのすべての公式発信に使用されることになる新しいロゴは、以前に比べて幅の広いランボルギーニ独自のフォントを用い、ミニマルながら大胆な色使いを特徴としている。基本の配色は、ブランドの明確なアイデンティティを象徴する黒と白で、黄色と新しく採用された金色もアクセントとして使用される。

刷新されたロゴはランボルギーニの際立ったアイデンティティの欠かせない一部となり、今後の車を彩ることになる。加えて、ロゴ中央の雄牛の扱いも大きく変わる。今後はランボルギーニのタッチポイントで初めて従来のシールドとは別に単独で使用され、これまで以上に目立つ存在となる。

さらに、変更はブランドの表現のすべてに及ぶ。ランボルギーニ独特のラインと角を思わせる、サンタアガタ・ボロネーゼ発信のスタイルとデザインに沿ったアウトモビリ・ランボルギーニ公式フォントが開発され、今後のコミュニケーションではこのフォントが使用されることとなる。

また、ランボルギーニのデザイン部門である「チェントロ・スティーレ」と共同開発したアイコン群も導入され、すべてのデジタルタッチポイントで使用される。

激しく変化する環境の中、アウトモビリ・ランボルギーニはイノベーションと決意を表す新たなロゴで未来に臨む。これは、コル・タウリ戦略が描き出す総合的な変革に基づく変更であり、ランボルギーニを新たな段階へと導く。

アウトモビリ・ランボルギーニ、新しいブランドビジュアルを発表
(画像=『CARSMEET WEB』より 引用)

文・CARSMEET web編集部/提供元・CARSMEET WEB

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