マルクス・テュラム 写真:Getty Images

 パリ・サンジェルマン(PSG/フランス1部)が、インテル(イタリア1部)に所属するフランス代表FWマルクス・テュラム(26)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『トゥット・メルカート』が伝えた。

 今季の公式戦ここまで41試合に出場して39ゴールを記録しているフランス代表FWキリアン・ムバッペが契約満了に伴い今季限りでの退団が濃厚となっているPSG。そのため、今夏にフ絶対的ストライカーの後釜探しが急務となっている。

 ナポリ(イタリア1部)に所属するナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンや、リバプール(イングランド1部)のコロンビア代表FWルイス・ディアスなどが後釜候補に浮上しているなかで、PSGはインテルと2028年夏まで契約を残しているテュラムにも注目している模様。アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと強力な2トップを形成しているフランス代表FWに対して、今季のセリエAで首位を快走するインテルは移籍金8000万ユーロ(約130億5000万円)を要求するようだ。

 バルセロナやユベントスで活躍した元フランス代表DFのリリアン・テュラム氏が父で、弟もニース(フランス1部)でプレーするフランス代表MFケフラン・テュラムであるマルクスは、昨夏にボルシア・メンヒェングラートバッハからフリーでインテルに加入。今季はここまでのセリエA29試合で10ゴール11アシストの好成績を収めている。