AquaMaofの資金獲得、日本への拡大

AquaMaofは2019年に日本、ロシア、ノルウェー、ドイツ、ポーランドを含む世界各地に水産養殖施設建設のための資金を2億3000万ドル以上確保しており、自社のRASのグローバル展開を試みている(参考)。

2021年には、ノルウェーに本社を構えるProximar Seafoodの委託プロジェクトとして、アトランティックサーモン生産用RAS施設の建設を開始すると発表。

日本の静岡県小山町、“富士山の麓”にあるProximar Seafoodのサーモン陸上養殖場は2022年よりすでに運用を開始しており、最初の水揚げは2024年中頃を予定している。

出荷初年となる2024年の出荷数量は約2500トン、2027年のフル稼働時には約5300トンの出荷が見込まれている。今後サーモン需要のある国でのさらなる普及が期待されるだろう。

参考・引用元:AquaMaof

(文・MOMMA)