ミラン(イタリア1部)が、レアル・マドリード(スペイン1部)に所属するスペイン代表MFダニ・セバージョス(27)の獲得に興味を持っているようだ。スペイン『ムンド・デポルティーボ』が伝えた。
2017年夏にレアル・ベティス(スペイン1部)からマドリードに加わったセバージョスは、アーセナル(イングランド1部)へのレンタル移籍を経験して2021年夏に復帰。昨季終盤から出場機会を増やして契約延長を勝ち取ったものの、今季はここまでラ・リーガ14試合で1アシストを記録している。
そんなセバージョスに対して、今夏に中盤強化を目指しているミランが低コストなオプションとして興味を持っている模様。今季のセリエAで首位のインテル(イタリア1部)と14ポイント差とスクデット逸が濃厚となっていることからステファノ・ピオリ監督は来季はこの差を縮めるために適切な補強を必要としているようだ。
ただ、スペイン代表MFには古巣のベティスやアトレティコ・マドリード(スペイン1部)など複数のスペインクラブも関心を持っているとのこと。また、マドリードと2027年夏まで契約を結んでいる同選手には移籍金1000万ユーロ〜1500万ユーロ(約16億4000万円〜約24億7000万円)が必要になるようだ。
なお、ミランは今夏にフランス代表FWオリビエ・ジルーが契約満了となっており、その後釜獲得が急務となっている。その候補としてボローニャ(イタリア1部)のオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーがターゲットだとされている。