無印良品が運営する一棟貸しヴィラ「MUJI BASE TESHIMA」が、瀬戸内海に浮かぶアートの聖地・豊島(てしま)に誕生した。

同ヴィラでは、瀬戸内国際芸術祭の作品&スタッフの寮としてリノベーションした築90年ほどの古民家を継承しつつ、“MUJI”の世界感を色濃く注入。予約は、4月26日(金)の宿泊分より受付中だ。

MUJI BASE TESHIMA

MUJI BASE TESHIMA

穏やかな日常と地域の魅力を再発見

「地域文化の体感基地」をコンセプトにする「MUJI BASE」では、穏やかな日常と地域の魅力を再発見できる“暮らし”を提案。昨年8月からは、築100年ほどの古民家をリノベーションした、「MUJI BASE KAMOGAWA(千葉県鴨川市)」を運営している。

MUJI BASE KAMOGAWA

MUJI BASE KAMOGAWA

今回の「MUJI BASE TESHIMA」は、それに続く第2弾。いずれの施設も、地域に根差した暮らしをゆっくりと体感できるように、2泊以上の宿泊から予約可という設定になっている。

豊かな自然とアートが彩る小さな島

同施設がたたずむ豊島は、瀬戸内海の東部、小豆島の西方3.7kmに位置。面積は14.5平方キロメートルで、約760人が住んでいるという小さな島だ。

また、近代に入ってから酪農が栄え、戦後まもなく先進的な福祉施設ができたことから、「ミルクの島」あるいは「福祉の島」としても知られる。

MUJI BASE TESHIMA

MUJI BASE TESHIMA

そして、「豊島美術館」が誕生した2010年以降は、豊かな自然とアートが島中を彩る「アートの島」として、国内外から多くのツーリストが訪れているという。

洗練された日本の美意識を体現する

室内のコーディネイトは、良品計画が展開するインテリアブランド「IDÉE(イデー)」が担当。

日本のヴィンテージ家具やモダンデザインのインテリア、日本のアーティストによる作品を巧みに組み合わせることで、洗練された日本の美意識を体現している。

MUJI BASE TESHIMA

MUJI BASE TESHIMA

また、空間に彩りを添えるレコードセレクションや「MUJI BOOKS」の選書、瀬戸内を中心に活動する現代作家の器にも注目だ。

アートな感性を刺激しつつ、豊島ならではの暮らしを体感できる「MUJI BASE TESHIMA」は、GWや夏休みのデスティネーションにうってつけだろう。

MUJI BASE TESHIMA
所在地:香川県小豆郡土庄町豊島家浦2358
アクセス:豊島家浦フェリー乗り場より徒歩5分
延床面積:83.36平米
最大収容人数:4人
料金:49,000円~(1泊・2名)+クリーニング費15,000円
※2泊以上より予約可。3名以上の場合、3人目から1人1泊につき5,000円追加

(zlatan)