「帝国ホテルプラザ 東京」が3月31日で営業を終了し、最終日の19時から閉館セレモニーを行った。「帝国ホテルプラザ 東京」は、「帝国ホテル 東京」に隣接する商業施設で、1983年に開業。当時、銀座にまだ海外ブランドの旗艦店がない時代にオープンし、「シャネル(CHANEL)」や「グッチ(GUCCI)」「カルティエ(Cartier)」など世界のトップブランド64店舗が出店し、大きな話題を集めた。以来、日比谷の地で40年にわたって日本のファッション文化を牽引してきたが、近隣一帯の再開発に伴い営業を終了する。
閉館セレモニーに登壇した帝国ホテルの東京総支配人の八島和彦氏は、「帝国ホテルプラザは、40年の歴史に幕を下ろします。帝国ホテルは文化の向上に貢献することを大切にしていますが、帝国ホテルプラザはファッションという文化の発信に貢献ができたと思います」と語り、さらに顧客や従業員、店舗のスタッフらへ感謝の思いも伝えた。
なお、「フィットネスセンター」「ガルガンチュワ」「帝国ホテル 寅黒」は、6月末まで営業し、その後は本館に移転して営業を継続する。「帝国ホテル 東京」の本館は、2030年度まで営業を継続する予定。

(画像=『SEVENTIE TWO』より 引用)
文・高村 学/提供元・SEVENTIE TWO
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