スマホ相手に電話をかけて、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」という音声ガイダンスを聞いたことはありませんか?これは、通話相手が電話に出られない状態であることを示すメッセージです。一方、実際には必ずしも相手が電話に出られないとは限りません。
この記事では、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」というメッセージの意味と、考えられる原因、そして対処法について解説します。
「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」はどんなときに流れる?
相手がauで「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」という音声ガイダンスが流れる場合の状況をまとめました。
【au】一定時間電話に出られなかったとき
auによると、auの契約者が一定時間電話に出られないときは、「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」というアナウンスが流れるとのこと。
その場合、相手は5G/4G LTEスマートフォン・4G LTEケータイをご利用中で、「お留守番サービスEX」に加入していない、もしくは「お留守番サービスEX」に加入しているものの、設定されていないという状況です。
参考元:au公式サイト
【au】着信時に拒否をした場合
着信時に相手が拒否ボタンなどを押して着信拒否をした場合も「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」というアナウンスが流れます。
参考元:au公式サイト
【au】着信拒否(指定番号拒否・番号非通知拒否等)を設定している場合
着信拒否(指定番号拒否、番号非通知拒否等)を設定している場合も「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」というアナウンスが流れます。
なお、相手が「迷惑電話撃退サービス」に加入している場合は、「おかけになった電話番号への通話は、お客さまのご希望によりお繋ぎできません」というアナウンスとなります。
参考元:au公式サイト
【主要キャリア別】着信拒否されている場合に流れるメッセージ
主要キャリアで着信拒否に設定されている場合に流れるメッセージについてまとめました。
【au】 「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」
先述した通り、auでは着信時に拒否をした場合、指定番号拒否・番号非通知拒否設定をしている場合に「おかけになった電話をお呼びしましたがお出になりません」というアナウンスが流れます。
【ドコモ】「おかけになった電話番号への通話は、お繋ぎできません」
ドコモの場合、「迷惑電話ストップサービス」という着信拒否サービスに電話番号が登録された相手には、「おかけになった電話番号への通話は、お繋ぎできません」というアナウンスが流れます。
なお、このサービスは申し込み不要で、月額料金もかかりません。
参考元:ドコモ公式サイト
【ソフトバンク】「恐れ入りますが、お客さまのお電話からはお繋ぎできません。ご了承ください」
ソフトバンクの場合の着信拒否アナウンスは「恐れ入りますが、お客さまのお電話からはお繋ぎできません。ご了承ください」「都合により、このお電話からはお繋ぎできません。ご了承ください」「お客さまのお電話は受け付けできません。ご了承ください」の3種類です。
なお、非通知拒否の場合は「恐れ入りますが、電話番号の前に186をつけてダイヤルするなど、お客さまの電話番号を通知しておかけ直しください」「恐れ入りますが、お客さまの電話番号が確認できません。お客さまの電話番号を通知しておかけ直しください」と流れることもあります。
参考元:ソフトバンク公式サイト