アダストリアは4月4日、2024年2月期の通期連結決算を発表した。売上高は2755億9600万円(前期比13.6%増)、営業利益は180億1500万円(同56.4%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は135億1300万円(同79.2%増)と増収増益だった。

 「グローバルワーク(GLOBAL WORK)」と「ニコアンド(niko and)」が好調を維持し、この2つの主力ブランドだけで851億円の売上高を達成している。ウェブストア「ドットエスティ(.st)」は、会員数が約1750万人と前年から200万人増え、国内の売上高は前期比で10.1%増となる689億円を計上している。

 アダストリアは過去最高の売上高を達成し、さらに2026年2月期には3100億円の売上高を目指しており、人材への投資も積極的に行なっている。今年も平均6%の賃上げを実施し、昨年の6%と合わせて12%の上昇となった。

 アダストリアは同日、2025年2月期の通期連結業績予想を発表した。売上高は2900億円(前期比5.2%増)、営業利益は190億円(同5.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は127億円(同6.0%減)とした。

文・セブツー編集部/提供元・SEVENTIE TWO

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