先週は、ビジターで6試合を消化した横浜DeNAベイスターズ。昨年の覇者・阪神タイガースと、阿部慎之助監督による阿部政権となり王者奪回を目指す読売ジャイアンツ相手に3連戦を戦い、ともに2勝1敗と勝ち越しに成功した。僅差のゲームで着実に勝利をつかんでいく中で、23打数10安打、打率.435と打ちまくった関根大気の活躍が目立ったといえる。

■チームの逆転に貢献

関根はまず2日からの阪神戦で、初戦は5打数3安打、2戦目も3打数3安打と大当たり。3戦目も第3打席で早くも3安打を放ち、3戦連続の猛打賞を記録。その時点での打率は.769と異次元の数字をマークした。

しかも3戦目は、そこまで無得点に抑えられていた西勇輝に対し「好投手で三振だけは避けたかったので、何とかバットに当てようとしていました」と、集中して結果につなげたという。また「毎打席良い準備ができているので、ランナーを還すことができうれしいです」と1点差に迫る殊勲打に笑顔を見せた。この一打からこの回が一気に逆転に成功したこともあり、チームへの貢献度も高いタイムリーだった。