24～27卒の業界別イメージ調査！　4割超がマスコミ業界志望だが課題も感じている

働くに関する社会課題をビジネスで解決するキャムコムグループの株式会社インタツアーは、24〜27卒学生を対象とした調査『業界別イメージ調査マスコミ業界編』の結果を発表しました。さらに「マスコミ業界（広告・出版・雑誌）」について学生が持っているイメージについて意識調査をしています。

マスコミ業界のプラスイメージ

「マスコミ業界に関するイメージを教えてください（複数回答）」と質問したところ、最も多かったのが「優秀な人材が多い（29.0％）」でした。それを具体的に指し示すような「若いうちから裁量権がある（23.4％）」「スキルが身につく（22.5％）」といった意見もあがりました。

優秀な人材が集まる業界で、自ら裁量権をもって活躍できる業界というイメージを持たれていることがわかります。また、「花形業界」「派手」「人気」といった回答が多く、華やかで活躍できる場として期待されていることが伺えます。

「マスコミ業界のマイナスイメージを教えてください（複数回答）」と質問。一番多かったのは、「ワークライフバランスがとれない（52.9％）」でした。過半数を超える学生が選んでいます。

「残業が多い」「ブラック」「激務」といった回答があり、こちらでもハードワークがマイナスの印象を与えていることがわかります。続いて「昔ながらの文化がある（38.5％）」「全国転勤がある（19.9％）」「福利厚生が充実していない（18.2％）」でした。

ハードワークで昔ながらの体質がある業界のイメージが強いと考えられます。

「マスコミ業界ではどのような仕事をするイメージがありますか？　（自由回答からキーワードを集計）」と具体的な仕事のイメージについて聞いたところ、「取材（21.3％）」が最多でした。報道機関としての仕事のイメージが強いと考えられます。

続いて、「編集・校閲（15.6％）」でした。こちらは出版関連の仕事のイメージが強い結果に。

また、マスコミ業界の企業の選考を受けるかについて、「受けようと思っている（受けた）」と答えた学生は19.1％、「受けるかもしれない」学生は23.4％でした。合計42.5％と、他の業界と比較すると志望度が非常に高く、「ハードワーク」といったイメージを踏まえた上でも人気業界となっています。

そのほか、競合する志望業界は「メーカー」41.8％で特に高く、次に「IT・ソフトウェア・情報処理」29.5％、「商社（総合・専門）」 28.5％と続きました。