志知孝明(アビスパ福岡在籍時) 写真:Getty Images

 サンフレッチェ広島は今月13日開催の明治安田J1リーグ第8節で、アビスパ福岡と対戦。広島所属DF志知孝明の古巣対決として注目を集める中、同選手の実妹である志知愛弓さんが一部サポーターの行為に対して怒りをあらわにしている。

 志知はFC岐阜の下部組織や東海学園大学を経て、2016年に松本山雅FCへ加入。2018シーズンまで松本や福島ユナイテッドFCでプレーした後は、水戸ホーリーホック、横浜FCと渡り歩いたほか、2021年には福岡で水戸時代の恩師である長谷部茂利監督と再会。福岡ではJ1リーグ通算63試合の出場と、主力選手として活躍していたが、2022シーズン終了後に広島へ完全移籍している。

 今季はここまでリーグ戦2試合の途中出場にとどまっている志知だが、DF荒木隼人が負傷離脱中であるだけに、福岡との古巣対戦でベスト電器スタジアムのピッチに立つかもしれない。

 そんな福岡戦を13日に控える中、愛弓さんは8日夜にX(旧ツイッター)で「うらぎりフラッグはダメやろ。誰も得しないし、わざわざ作ってるのヤバすぎ」と投稿。「うらぎりフラッグ」を作成している人物や、フラッグメッセージの対象など詳細には触れていないが、広島サポーターを名乗るSNSユーザーから「本当にその通り」とメッセージが寄せられている。

 プロ8年目ですでに5度の移籍を経験している志知。愛弓さんは昨年9月にXで「山雅(福島)→水戸→横浜→福岡と移籍してるけど、それぞれのサポさんが今だにフォローしてくれてるの本当に嬉しい。自身が応援してるチームサポしかフォローしないって方もいる中、私のフォローを外さないでいてくれてるの嬉しいし有難い」と古巣のファン・サポーターに対して感謝の思いを綴っていただけに、福岡戦前の出来事にショックを受けているようだ。