■銃殺刑

 銃殺刑は主に軍隊と関係した長い歴史を持つよく知られた処刑方法だが、アメリカの5つの州ではこれが処刑の手段としてまだ残されている。報道によれば北朝鮮はこの手法を頻繁に使用している可能性があるという。

 一般的には頭巾をかぶって縛られた一人の死刑囚に5人がかりで発砲して確実に命を奪う。

 ある脱北者は、ポルノを作成した疑いで11人のミュージシャンたちに対して、対空砲としても用いられる大口径の機関砲で死刑が行われたのを目撃したと主張している。

「ミュージシャンたちの命は銃が撃ち込まれるたびに奪われていった。彼らの体は粉々に吹き飛ばされ、完全に破壊され、血と肉片があちこちに飛び散った」(脱北者)

 ちなみに2022年には国内で196件の死刑が執行されたサウジアラビアでは斬首刑が今も行われており、現在、斬首を行う唯一の国となっている。

クレーン吊り・石打ちによる死刑……今も行われている世界の残忍な処刑方法
(画像=画像は「Pixabay」より,『TOCANA』より 引用)

 かつての日本では斬首もあれば“切腹”もあり、今でも絞首刑がメインであることから決して他人ごとではないともいえるのだが、死刑廃止の機運も高まる中、まずは非人道的な処刑方法の根絶を図らねばならないだろう。

参考:「Daily Star」ほか

文=仲田しんじ

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提供元・TOCANA

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