インテル(イタリア1部)が、マンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)に所属するフランス代表FWアントニー・マルシャル(28)の獲得に興味を持っているようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えた。
今季のセリエAで2位のミラン(イタリア1部)に11ポイント差をつけて首位を独走しているインテル。来季に向けて攻撃強化を画策しており、今季のリーグ戦29試合で12ゴール3アシストを記録していボローニャ(イタリア1部)のアイスランド代表FWアルベルト・グズムンドソンの獲得に動いているとされている。
ただ、ユベントス(イタリア1部)も関心をす示しているとされているグズムンドソンには移籍金が必要となっており、その額は3000万ユーロ(約49億3000万円)に。選手売却で資金を手にしなければいけない状況となっていることから、同選手獲得を優先事項に掲げながらもインテルの上層部は以前から注目しているマルシャルもリストアップしているという。
そのマルシャルは今季限りでユナイテッドとの現行契約は今季限りまでとなっており、契約満了に伴い退団する見込みだという。すでにフリー移籍に向けた交渉が可能となっているフランス代表FWにはフランスのトップクラブとフェネルバフチェ(トルコ1部)も目を光らせているようだ。
オリンピック・リヨンでプロキャリアをスタートさせたマルシャルは、モナコでのプレーを経て2015年夏にユナイテッド入り。2022年1月から半年間はセビージャへのレンタル移籍を経験すると、今季はここまでプレミアリーグ13試合に出場して1ゴールの成績とどまっており、12月中旬からは出場機会がない。