20cm良型カサゴ登場

小型のフッキングを防ぐためイカの短冊を5cmから8cmに変更して再度投入した。

水深1mから3mにかけてフォール中に何度かアタるが、フッキングせず最深部の7mに到達する。ゆっくり誘いを入れると、サオ先が水面に向けて傾く。カサゴがエサをくわえた特有のアタリだ。じっとサオを握って気配を消し、ハリが口に掛かるのを待つ。

手元に確かな重みが掛かった瞬間、フッキングと同時に一気に巻き上げて隙間からカサゴを取り出した。出てきたのは20cmの良型個体。ヒレもきれいに形が整っていた。

沖堤防での穴釣りでカサゴ20匹【三重・霞沖一文字堤】ブロックの継ぎ目を狙うヒレもきれい、形がきれいな良型カサゴ(提供:週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤)

最終釣果

その後、午後2時30分まで穴釣りを楽しみ、最終釣果は良型3匹を含むカサゴ20匹となった。

霞一文字では、カサゴの魚影が濃いのは間違いないが、サイズにばらつきがある。特に小さいカサゴほど警戒心が薄くすぐにエサに食いつく傾向があった。

少し大きめのエサを用意し小型のフッキングを回避して大型を狙うと釣果が伸びるのでお勧めだ。春の陽気とともに堤防で穴釣りを始めてみてはいかがだろう。

<週刊つりニュース中部版APC・波瀬金鉤/TSURINEWS編>

出船場所:四日市港