ミラン(イタリア1部)に所属するフランス代表FWオリビエ・ジルーが、自身の去就について言及した。『フットボール・イタリア』が伝えた。
フランス代表として歴代最多ゴール数を誇るジルーは、アーセナルやチェルシーでプレーしたのち、2021年夏にミランへ加入。初年度からクラブのスクデット獲得に貢献すると、今季は”GK”でプレーするなどここまでセリエA28試合に出場して13ゴール8アシストを記録している。
そんなジルーだが、ミランとの現行契約は今季限りまで。移籍市場に精通するイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏などがMLS(メジャーリーグ・サッカー)のロサンゼルスFCとの個人合意を報じていたが、フランス代表FWは自身への去就に関する明言を避けた。
「自分の将来については話したくない。報道されていたものを見たよ。僕は今はミラニスタなんだ。このクラブでプレーできることを誇りに思っており、可能な限りベストな形でシーズンを終えたいと思っている。来シーズンについては様子を見てみよう。今はローマやそのほかの重要な試合に集中する必要がある」
なお、ミランはジルーの退団に備えてボローニャ(イタリア1部)に所属するU-23オランダ代表FWジョシュア・ザークツィーなどの獲得に動いていると報じられている。同選手は今季のリーグ戦28試合に出場して10ゴール4アシストの数字を残しており、ボローニャの躍進に貢献している。